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【啓発活動について】

自分らしく生きる福祉社会をめざして 誰かに優しくできること それはとても素敵なこと
障害がある当事者団体の私たちが思いを発信することで、障害の特性を知っていただき、理解していただけることを願っています。

ちょっとした優しさで、暮らしやすくなります

  • ゲームセンターに行ったら、いすが固定されていました。娯楽施設やラーメン屋などの飲食店は固定席が多いのですが、固定席だと車いすのままでは利用できないんですよね・・・
  • 目が見えないので、「こっち」「そっち」と言われてもわかりません。
    困っている時に「お手伝いしましょうか?」と声をかけてもらえるとほっとします。
  • 車いすでバスに乗るのは時間がかかるので、乗客に迷惑そうな顔をされてしまいます。電動車いすでも乗れるタクシーを探すのは大変です。
  • 外出は人とのふれあいもあって楽しみです。
    ただ、外出する時には、車いすで使えるトイレがあるか事前に確認しなくてはならないし、エレベーターも混んでいたらなかなか乗れません。
    また、障害者用の駐車スペースがいつも空いていなくて困ってしまいます。
  • 一人ではトイレに入れない息子と一緒に女性用トイレに入ると、好奇な目で見られます。

皆、自分らしく幸せに生きていきたい

  • パラリンピックの選手が活躍しているのをテレビで見ました。カッコよかったです。僕も頑張ろう!と思いました。
  • 障害があっても、働きたいし、恋人もほしい。
    楽しい毎日を過ごしたい。
  • 今年就職した自閉症の息子は、毎日楽しそうに働いています。初任給で大好きなCDを嬉しそうに買ってきました。

障害者もコミュニケーションは大切です

  • 耳が聞こえないので、口の動きで読み取ることもありますが、相手がマスクをしていると読み取ることができません。
  • 病院で名前を呼ばれても、耳が聞こえないからわからなくて、診察が最後になってしまいました。
    それからは、「耳が聞こえないので教えてください」と頼んでいます。
  • 言語に障害があるので、伝えたいことを理解してもらうのに時間がかかります。
    一生懸命理解しようとして聞いてくれるとうれしいです。
  • 自閉症の息子は「ダメ!」など否定的な言い方だとパニックになることがあります。
    でも、この前、高いところに上ろうとしたら「降りましょうね」と優しく声をかけてもらって、素直に降りてくることができました。
  • 脳性マヒだけど、言われていることはわかります。
    それなのに、自分ではなく、付添の人に話しかけたり説明する人がいます。話し相手は自分なのに・・・
  • 心の病からの回復にとって、人と人とのつながりはとても大切だと感じています。
    新しい出会いが訪れ、支えになる人が増えるたびに、回復の道を歩んでいることが実感できます。

心の病や内部障害のように、外見ではわかりにくい障害もあります

  • オストメイト(人工肛門・人工膀胱の人)は、多目的トイレが必要ですが、本当に利用したい時に利用できなくてハラハラしたことがあります。
  • ペースメーカーを入れているので、ヘルプマークを鞄につけています。マークを見た人が電車で席を譲ってくれて、助かりました。
  • 優先席に座っていたら、イヤな顔をされました。人工透析をしているのですが、外見ではわかってもらえないんですよね・・・
ご存知ですか? ~障害者に関するマーク~
  • 【ヘルプマーク】

    外見からはわからなくても、援助や配慮を必要としていることを示すマークです。

  • 【盲人のための国際シンボルマーク】

    視覚に障害がある人の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備等につけられた世界共通の国際シンボルマークです。

  • 【障害者のための国際シンボルマーク】

    障害がある人が利用しやすい建築物や施設であることを示す世界共通のマークです。

  • 【耳マーク】

    耳が不自由であることやそれらの人へ必要な支援を行うことを示すマークです。

  • 【オストメイトマーク】

    オストメイト(人工肛門・人工膀胱の人)を示すとともに、オストメイト対応のトイレ等の設備があることを示すマークです。

  • 【手話マーク】

    「手話で対応をお願いします」「手話で対応します」を示すマークです。

  • 【ほじょ犬マーク】

    身体障害者補助犬法の啓発のためのマークです。身体障害者補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬のことをいいます。

  • 【筆談マーク】

    「筆談で対応をお願いします」「筆談で対応します」を示すマークです。

この他にもさまざまなマークがあります。
障害のある人もない人も、互いに、その人らしさを認め合いながら、ともに生きる社会をつくることをめざして、平成28年4月1日から「障害者差別解消法」がスタートしました。